のろとさにわ (平凡社ライブラリー い 7-1)
のろとさにわ (平凡社ライブラリー い 7-1) / 感想・レビュー
圓子
まだだ、まだまだ、そんなんじゃ全然届かない。掬えない、浚えない。じれったさは、古さかもしれない。と2021年のわたしは1995年の女たちに向けて、ぶつぶつとぶつける。個人の問題としてだけ言えば、生も性もただ概念としてあるのみで、遠くへ遠くへいってしまっていて、生臭さがつらかった。わたしはわたしの死を経験できないというのは確かにほんとだ、とおもった。気づかなかったな~。
2021/11/14
名前ちゃん
上野千鶴子のパートいらん
2015/05/12
おこめ
「ノロ」(巫女) とサニワ(お取り次ぎ) のペアになぞらえた 現代詩人 伊藤比呂美と上野千鶴子の往復書簡。ノロとサニワ、創造者の権力と解釈者の権力。詩人と社会学者の呼応、女と女のやりとり。「だってわたしが意味しちゃったんだもん。急げ。解釈が追い付く前に。」
2008/12/28
E
伊藤比呂美の詩はとても音楽的だし、上野千鶴子のエッセイはとても詩的(その書き方は誰かを踏んでいないか?と思うところもあったけど)。
2019/12/03
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