われらが他者なる韓国 (平凡社ライブラリー よ 6-1)
われらが他者なる韓国 (平凡社ライブラリー よ 6-1) / 感想・レビュー
真田ピロシキ
最近の韓国映画で取り上げられることの多い朴正熙暗殺以降の政変期が主な舞台。韓国に特別な想いがあった訳ではなく本人曰く発作的に外国人教師として渡韓した著者の視点は安易に韓国人に共感などせず、かと言って卑屈なまでにへり下りもしない。私は韓国語を勉強してたりそこそこ韓国映画を見たりしているが、そのためにどうしても贔屓目に見てる。それで分かれる気になっている浅はかさを見透かされたようだった。所々難しくて言ってる事が分からないが映画の話など入りやすい箇所が多いため最後まで途切れず読み進める事が出来た。
2020/07/21
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