漢字の世界1 (平凡社ライブラリー)
漢字の世界1 (平凡社ライブラリー) / 感想・レビュー
Tomoichi
難し過ぎてどこまで理解できているかわからないけど、漢字から支那の古代を読み解くのは凄いの一言。やっぱり白川静先生は凄いです。巷にある「本当は怖い漢字」的な本は白川先生の著作を参考にしているんだろうな。
2020/05/27
roughfractus02
漢字の成り立ちは象形、指事、会意、形声の4種とされる。前3者は甲骨文・金文に多く、その後形声が多く作られたという。著者は、この4者を未開/文明の度合いにかけ、特に前3者に文明以前に長く続いた未開社会の記憶の集積の「残映」が留められていると捉える。本書は考古学、人類学、民俗学の視野から漢字を画として扱い、画が文字になる過程から、使用する社会の構造(自然との霊的交流)や使用者の階層(巫祝者)の存在を「発掘」する。これら画は、境界では呪禁の法に用いられ、壮大な儀礼では楽(音楽)の極みを表して文字となったという。
2020/12/22
GEO(ジオ)
ちょっと難しい内容だったかも?
2014/01/28
斑入り山吹
魔術の宿った字だ、と思った。何度でも読み返したい本。
2009/03/05
hachiro86
神と人が交信していた時代の面影
2009/06/17
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