溝口健二の世界 (平凡社ライブラリー)
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溝口健二の世界 (平凡社ライブラリー) / 感想・レビュー
Gen Kato
再読。数か所だけ拾い読みするつもりが、けっきょく全部読んでしまった。力のこもった、すぐれた映画論だと思う。一般的評価の低い『わが恋は燃えぬ』や『女優須磨子の恋』『武蔵野夫人』だってキライじゃない自分としては、失われた『浪花女』、すごく観たいなあ…
2013/10/28
めもめも
読み終わっちゃった。おもしろかった!「男が女を踏みつけにする社会は、男たちもまた、たがいに踏みつけにしあう社会である。…女を踏みつけにする男たちを描くことは、男が男らしくありえない社会を描くことになり、男たちの社会機構の実体を容赦なく暴くことになる。」12章の見上げることと見下げること、も興味深かった。
2022/09/25
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