甦るフレーブニコフ (平凡社ライブラリー か 35-1)
甦るフレーブニコフ (平凡社ライブラリー か 35-1) / 感想・レビュー
しんかい32
「時間の法則」を読み解き人類の未来を予知しようとした狂気の天才詩人、フレーブニコフの破滅的な生を描いた評伝。ロシア・アヴァンギャルドなんてまったく馴染みがなく、当然出てくる文学グループや運動も未知のものばかりだったのだけど、そんなこととは無関係に読ませる読ませる。フレーブニコフの著作はぶっ飛んだ幻想に溢れてるから、文学派のSFファンにもオススメ
2011/09/24
Mr.Shankly
研究書でありながらも、亀山氏の芸術家への熱い想いのせいか結構一気に読めました。フレーブニコフについてほとんど知識がなくても、十分に楽しめますし、読後はその独特の詩の世界の虜になること享けあいです。
2011/01/10
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