石川淳随筆集 (907;907) (平凡社ライブラリー い 40-1)
石川淳随筆集 (907;907) (平凡社ライブラリー い 40-1) / 感想・レビュー
relaxopenenjoy
特に最初の数編が難しく挫折しそうになったので、途中のすだれ越しから読んだ。格調高くて、聞き慣れない固有名詞や難しい言葉に詰まって、サラサラ読めない(泣) 個人的には、金銭談、すだれ越し、敗荷落日、仏界魔界、コスモスの夢が良かった。
2021/09/19
めんま
選者の澁澤龍彦の言う通り、精神のおしゃれがキマっている石川淳の良随筆が楽しめる逸品。「敗荷落日」の、荷風を慕っていたからこそ出てくる苛烈な言葉は、他にはない味わい深い一品。
2020/10/08
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