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回思九十年

回思九十年

回思九十年

作家
白川静
出版社
平凡社
発売日
2000-05-01
ISBN
9784582824346
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回思九十年 / 感想・レビュー

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寛生

【図書館】七三歳から辞書「字統」「字訓」「字通」を書きはじめた白川。白川が暗記するのは、フコーのそれを思い出させる。京都から滅多に出ることのない白川は、京都が書物を読むのに最適の土地であり、正月三が日以外は一日に三〇頁ほど書くという。明治に生まれ、昭和の大戦、敗戦を視、未だに我が国は目隠しされているような属国意識から抜けきる気迫がないという。だからこそ何も出てこないと明言する。白川の学問は遊びに通じており、それは神のみがその創造の世界で遊ぶことができたから。読み手であるこちらは何かしらの物語を視るよう。

2014/11/10

minorU

実は文字が問題なのだ。

2013/04/06

tkm66

呉智英インタビューが白眉。

2000/06/30

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