海をゆくイタリア: 12の航路で長靴をぐるり、帆船〈ラ・チチャ〉の旅
海をゆくイタリア: 12の航路で長靴をぐるり、帆船〈ラ・チチャ〉の旅 / 感想・レビュー
ヴェネツィア
帆船ラ・チチャ号を駆ってイタリア半島を反時計回りにぐるりと、リグリア海からアドリア海への航海の旅。サンレモを皮切りに、エルバ島、シチリア、プーリア、ラヴェンナ、ヴェネツィアを経てトリエステへ。12の航路を描いてみせるのだが。企画はいいと思う。羨ましくもある。140日もの地中海生活はさぞや楽しいことだろう。ところが、これを読んでいてその楽しさが今一つ伝わってこないのだ。内田洋子さんの本にしてはどうしたことだろうか。共著者のシルヴェリオ・ピズ氏が面白くないのだろうか。童話作家にしては伝えるのがヘタなのだ。
2017/04/28
どんぐり
〈ラ・チチャ〉と名付けられた木造帆船で海からイタリアを見る旅のエッセイ。共著となっているが、書き手はシルヴェリオ・ピズ。内田さんのエッセイとは異なり、感動が浅い。船長はシルヴェリオ(内田さんが乗船したのかは不明)、甲板長はサルヴァトーレ。イタリア半島西側航路のサンレモ(リグリア海)を出発しサルデーニャ島、カプリ島、シチリア島の南部航路を経て、東側航路に針路をとりヴェネツィア、トリエステに至り、そこで終結する。イタリア半島をゆっくりと回るこの贅沢な旅は、4.5か月に及ぶ。→
2023/06/17
Ai
2001-71
2001/01/01
kei
☆☆☆☆☆
2019/02/22
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