植草甚一コラ-ジュ日記 (2)
植草甚一コラ-ジュ日記 (2) / 感想・レビュー
踊る猫
千冊を超える本をアメリカ滞在中に買い漁り、ジャズや原稿執筆に明け暮れる植草甚一の日常がここに。流石に現地をのんびり「散歩」というわけにはいかなかったようで、好みとしては前巻の方を選びたい。だが、何処へ行っても動じない度胸、幾つになっても好奇心を忘れない若さは見習いたい。何気に年表が載っているところも良いね。抜群の頭脳を、しかし薀蓄を溜め込むだけに使わずアウトプットを積極的に行い発揮したそのスタンスは、昨今アウトプットの重要性が見直されているからこそ再評価されて然るべきではないか。時代を先取りニューパワー!
2019/11/11
marua
目が悦ぶレタリング、堪能。突然筆書きになるところもあって新鮮だった。NY編はとにかく書店に通い詰め本を買いまくるところが痛快。1500冊は欲しいとの記述が出てくるが、NWに繋がったモバイル端末が出る何十年も前の幸せな時代ならではのエピソード。羨ましい。 この本は植草甚一スタイルを傍らに置き、日記に登場したモノたちをビジュアルで確認かながら読めた。副読本って偉大だ。
2024/01/25
Suzume
ニューヨークの古本屋さんにときめくおじいちゃんのとてもチャーミングな肉筆とコラージュに萌えます。
2012/06/30
eri
植草氏のイラストも、文字も、つまりセンスに惹かれるんだろう。そして、あの時代を自分の目で見て、体感してみたいといつも思う。
2011/11/13
boooook
1巻に比べて字がキレイで読みやすいのでこっちの方が好き
2008/09/29
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