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TALKIN’ジャズ×文学

TALKIN’ジャズ×文学

TALKIN’ジャズ×文学

作家
小川 隆夫
平野啓一郎
出版社
平凡社
発売日
2005-10-14
ISBN
9784582832907
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TALKIN’ジャズ×文学 / 感想・レビュー

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tjZero

整形外科医でジャズ・ジャーナリストの小川さんと、作家の平野さんとの対談集。タイトルの”×”(掛け算)のように、両者のトークがクロスにクロスを重ねて、ライヴ演奏のようにグルーヴ感を加速。ジャズから始まり、フュージョン、ロック、クラシック、文学、絵画、建築まで…話題が拡散。どのジャンルも単体ではなく、他ジャンルや社会や時代とクロスしながら存在しているからこその面白さが、ふたりのジャム・トークから伝わってくる。それを受け止めてレヴューする際にも、ジャンル横断的な素養が欠かせない、と痛感させられた。

2021/03/24

ふーぱお

音楽好きのおじさんが飲み屋で素人談義、もしくは売れてる小説家が小川先生を質問攻めにする?ような内容を読む前に勝手に予想していただけに気持ちよく裏切られた。両者の会話が理路整然としマニアック過ぎず、かつ知識のひけらかしも出過ぎず読みやすかった。個人的に平野啓一郎氏への好感度が上がった一冊。触れられている各ミュージシャンへのリスペクトも感じられました。続編があるならもっと音楽と文学を深堀りして欲しい!けどそれでは売れないか…

2024/03/24

Shuhei Ueno

話も面白く、対談に特有の(特にアート系の、村上龍と中上健次の対談は辛かった)何言ってるのか分からん加減が全然なく、かといってくだらん話なんか一つもなく、そしてjazzへの愛情がよく伝わってくるというお手本のような対談。文学よりもロックの話が多く、そしてjazzよりもmilesの話が多いという。平野が凄すぎる。

2015/07/10

おとしん

面白かった‼この本を読むと『JAZZが好き』と口にするのが恥ずかしくなっちゃう。それはお二人の願いとは外れた反応だと分かっていても…。それにしても平野啓一郎さん凄すぎ!ドラクロアの日記をフランス語で読んだことをさらりと言われたら凡人は泣くしかありませんね。

2010/10/30

m.tapioka

この本は誰に向けて作ったのだろう……

2009/05/26

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