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雛を包む

雛を包む

雛を包む

作家
有吉玉青
出版社
平凡社
発売日
2006-01-24
ISBN
9784582833140
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雛を包む / 感想・レビュー

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よつ葉

表題作「雛を包む」。人形を片付けるときの詰め物に、習字の練習した半紙を使う。一年後に感じる心身の成長。想いも一緒に「雛を包む」って素敵な事だな。子供の成長を見守るってそういうことなんだと改めて気付いた。日々の雑多なことに追われがちだけど、節句で心を止めて、振り返って確認していく。娘の日なんだけど、娘の親である事を喜ぶ日でもあるんだなぁ。なんか忘れてた事を思い出した気分です。今日がこの日で良かった。3月3日 お雛のおまつり。

2017/03/03

だんご

お茶のこと、旅のこと、あちこちで書かれたものを綴りとめたエッセイ。あふれるような、たおやかな日本語が美しいです。戦後生まれで、母の有吉佐和子さんの背中を追い、日本人らしさを追い求める箇所がいくつかありますが、追いかけるうちに、日本の文化の真髄を踏みしめていらっしゃる。

2014/11/15

msimt

有吉さんの文章は無駄がなくて読んでいて心地よい。

2011/05/02

mcpekmaeda

普段の生活では垣間見ることが難しく、縁遠く感じるお茶や伝統芸能などの"和"の文化。そんな和の世界を著者は軽やかに、見聞きし、肩ひじをはらない形で描いている。読むことを通じて、少し疑似体験ができた様な気がした。

2017/06/28

遠い日

060407【読書ノート/ひとことメモ】しっとりとしたことばが美しい。匂い立つ。

2006/04/07

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