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つばき、時跳び

つばき、時跳び

つばき、時跳び

作家
梶尾真治
出版社
平凡社
発売日
2006-10-19
ISBN
9784582833423
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つばき、時跳び / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

読み終えて思わず、「梶尾さん、ありがとう!」と心で叫びました。物語は静かに始まり、さほど劇的な出来事は起こりません。つばきさんとの出会いを除いて。それなのに、この読み応えは何だろう。どんどん読ませてくれて、まるで300ページの短編のよう。自分を好きでいてくれる異性がいるということは、何と切ないことだろう。何とかならないものか、でも終わりに近いのに、何ともならない! と、そこで……。ネタバレは書きませんが、こんなに読後感のよい物語はひさしぶりでした。

2020/04/28

エンリケ

タイムトラベルと純愛を扱った物語。幕末の女性つばきさんの清楚さは男ども万人の夢かもしれない。現代人の主人公が恋慕するのも無理からぬところ。幕末と現代を往き来するが、偉人達を登場させず徹頭徹尾二人の純情を描いたところは却って好感を持った。140年も経てば風景も一変するが、変わらぬものを見つけてほっとする登場人物には共感。男女の情と信仰心も又普遍的なようだ。時代を越えた恋は悲しい結末を予感したが意外な結末に安堵。大林監督による映画化も計画されているとか。是非観たいが、つばきさんに合う女優さんが思い付かないな。

2019/04/03

Tadashi_N

時間旅行と恋愛は、梶尾真治の得意領域。心温まる話だった。

2018/08/09

BlueBerry

所謂タイムとラベルものですね。あまり新鮮味は無かったですがそれなりに楽しめました。

2013/10/08

河合奈緒美

最初の出だしは結構惹かれ、優しい最後で良かったと思います。タイムトラベルではありますがますが、優しい恋愛ものですね。

2015/10/21

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