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東京日記3 ナマズの幸運。

東京日記3 ナマズの幸運。

東京日記3 ナマズの幸運。

作家
川上弘美
出版社
平凡社
発売日
2011-01-26
ISBN
9784582834987
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東京日記3 ナマズの幸運。 / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

相変わらず、トボけた味わいの日記風エッセイ。あとがきで「十分の九くらいの本当のこと率」なんて書いているけれど、あやしいものだ。この人の書き方の一つが針小棒大。例えば携帯電話の項目などがそう。そして、もう一つは素っ頓狂な発想と、その展開だ。こちらは例をことさらに枚挙するまでもなく、全編のほとんどが謂わばこれ。「一生フライパンのかわりに平らな鉄の板しか使ってはいけないというおふれが出る」などは、その典型。しかし、こういう人と暮らしている家族は飽きないだろうな。それとも実態は言行不一致の謹厳実直女なのか。謎だ。

2014/10/24

あつひめ

昨日読んだほかに躍りを知らない…から三年後。変わらず自分という生き物を第三者の目で分析しながら書いているなぁ…と思ったのは私だけだろうか。赤、黒、紫それも形の違うパンツで統計を取るとは…。記入した手帳が人目に晒されないことを祈った。人とは違う視点で物を見ることができるから書けるんだろうなぁ…。ネタのタネ見つけて大きく育てることができる川上さん。東京日記4は、予約中だから少し待たなくては。

2014/07/24

おくちゃん🍎柳緑花紅

1・2をとばして3から読んでしまいました。しかし、面白い。「インド人もしっとり」では図書館で読んでいたにも関わらずふいた。6月の日記。朝からなんとなく憂鬱。→まだ憂鬱→相変わらず憂鬱→引き続き憂鬱→こうなったら今月はとことん憂鬱でいつづけてやる!と決心するのが好き。大好き。7月の日記の暑さの種類も大笑い。今日の大阪は「むらむら暑い日」(笑)次は4「不良になりました」が手元にある。ニッコリ。

2014/08/03

はまだ

何の変哲もないふつうのおじさんなのだけれど、自転車の前のカゴには大きな鳥がいて、下北沢のカレー味のぬれせんべいは、「インド人もしっとり」というポップがついていて、亀を洗う高校生に、亀は洗うものなんですかと尋ねると、「はい、亀は、洗うものなんです。」と答えられたことを書いています。ありていに言えば。川上さんの漢字とひらがなのつかいわけは、収まりよくて、あざとくない。たとえば、このわたしの文章ほどには。とにかく、うまいですよね文章。なんと小説は読んだことがない。なんとも損失。間に合う。何に。⭐︎4.5

2017/09/13

★YUKA★

10分の9くらいが「ほんとうのこと」らしいのですが、本当ですか!? 川上さんの日常はとても楽しそう☺️ 私も日記付けたくなりました。 東京日記5→3と読んでしまったので、次は1を読みます?

2018/01/16

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