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私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました

私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました

私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました

作家
犬山紙子
出版社
平凡社
発売日
2017-06-23
ISBN
9784582837612
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私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました / 感想・レビュー

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mukimi

ネット記事のようにさらさらと4,50分で読めるが丸一日考え込んでしまった。産婦人科医として数年間無数に診てきた妊婦姿はその女性の人生において氷山の一角なのだと知る。妊娠出産育児にまつわる、他人には見せない個人的思想や事情にかける意識なかったなあ。性別も年齢も超越した医師という文脈で他人事みたいにミスだけはないように、目の前の命と安全を守るので精一杯の数年間だった…けど自分もそろそろ本気で自分のこととして考えていかなければいけない。こんなナイーブな話なかなか集まらない。内容は凝ってないが取材力がすごい一冊。

2022/09/20

アコ

読みやすい。様々なタイプへのアンケート・インタビュー多数。著者コメントに「でも~」が多いのは気になったけど。個々の自由が増えた+情報過多な時代だからこそ、出産に限らず“生き方の選択”に迷うのはすごくわかる。たくさんの『どうしよう』を乗り越えて、無事出産・育児中の著者に対して素直によかったなーと思う。※わたしは『どうしよう』の時期がとても早くて、結婚前から産まないとほぼ決めていた。これ、想像以上にレアタイプなんだと改めて知った笑

2019/03/27

haruaki

女性に生まれたら、一度は考えるであろう事。子供を産むか産まないか。本来は、自由な選択なのに、結局、世間は女性の生き方の多様性を認めない考えの方が多いのかなと思う。子供を産んだ人、産まない人、同性愛者の人。色んな立場の人達の正直な言葉は、どの生き方にも自分の納得した道を選んだという誇りを感じる。自分だけの見方で人の生き方に口出しするような気持ち悪い人間には、私もなりたくない。みんな勇気を振り絞って人生の選択をし、生きているのだから。

2017/07/20

さわこ

まさに今、悩んでいる。夫と二人の生活はとても楽しいし、十年先も二十年先も二人でのんびり過ごしている姿が、十分想像できる。と同時に、周囲の方の話を聞いて、子どものいる生活はもっと楽しいのかな?と思ったりもする。でも、今の自由な生活が変わることに不安があるし、自分に子育てなんて出来るのだろうかと思うし、お金は足りるかとか…心配でしょうがない。でも、インタビューを読んで、どんな選択でもいいんだな、と思えた。「いろんな人生があって、いろんな幸せがあって、それぞれどこかでチャラになる」の考え方、好きです。★★★★☆

2019/07/25

こかち

この本を読んで思ったこと考えたこと決意したこと、いっぱいある。これは単なる妊娠出産本ではなく、「子供」を軸にして人生を見つめる本です。納得して生きて死んでいこうって思いました。正直、ボリュームは少ない本なのですが、その分自分が考える余白がある…と思えば値段には目をつぶろう。

2017/07/28

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