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評論家入門: 清貧でもいいから物書きになりたい人に (平凡社新書 247)

評論家入門: 清貧でもいいから物書きになりたい人に (平凡社新書 247)

評論家入門: 清貧でもいいから物書きになりたい人に (平凡社新書 247)

作家
小谷野敦
出版社
平凡社
発売日
2004-11-01
ISBN
9784582852479
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評論家入門: 清貧でもいいから物書きになりたい人に (平凡社新書 247) / 感想・レビュー

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KAZOO

この評論家の読書批評などを読んできましたが、これは本の題名の通りご自分が批評家になるためにどのような経験をしてきたかを書いていて参考になります。特に有名評論を採点している章では紙上かなり高いものについては結構辛めの点がつけられています。柄谷行人さんの「日本近代文学の起源」についてかなり長い評論を書かれています。

2015/12/20

Haruka Fukuhara

流し読み。平川先生の弟子筋の人みたい。アマゾンのレビューが的確で面白かった。周りに優秀な人・認められた人が多いと刺激的な反面、性質が僻みっぽくなる惧れもあって一長一短なものだと思った。これは他人事ではなくて、自分も最近テレビで知り合いを見かけたりすると色々思うこともあるけれど、あまり人を羨ましがったりせずに自分の軸をしっかりと持って前向きに生きていかなくてはと思った。1人の評論家の来し方行く末を通して評論とは何か、評論家とは何かが浮き彫りにされるというスタイルか。

2017/03/14

内緒です

図書館で借りた本。小谷野さん、好きです。

2013/04/08

swshght

「評論とは何か」を知るために読んだ。世の中には様々な種類の文章が溢れている。大学にいれば、学術論文や評論を読む必要に駆られる。この二つは漠然と差異化して読んではいるものの、その差異を明確に把握できずにいる。私が専攻する学問の文献はこの点がとくに曖昧だ。論文的な評論や評論的な論文に遭遇することも少なくない。人文系におけるこの曖昧さは、読む分には愉しい。しかし、書くとなると厄介だ。機関紙の執筆などは途方に暮れる。両者の文章を分かつ「ゲームの規則」はどこにあるのか。著者はそれについて詳細かつ厳密に検証している。

2012/12/10

void

【★★★☆☆】「評論」の領域や特徴は? 儲かるの→全然儲からないよ! どうすりゃいいの→とにかく読んで書いて持ち込め、といった基本的な事項を過去の事例(論争や評論家の評価)をふんだんに用いながら説明したりするんだけど、定義の大切さを強調してるわりにはわりと雑で、「該博な知識」を活かした脇道が半ば本道化してるのは相変わらず。まあでも尤もな指摘も多いし面白いんで、たまにこの人の毒を浴びたくなる。

2013/09/24

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