「面白半分」快人列伝 (平凡社新書 274)
「面白半分」快人列伝 (平凡社新書 274) / 感想・レビュー
kokada_jnet
ちょうど70年代にかさなり、10年にわたり「面白半分」編集長だった著者の回想録。私はこの雑誌に間に合っていないが、非常に「濃い」雑誌だったことがわかった。この当時の「サブカルチャー」は、旧サブカルで、純文学作家が主導するものであった。同じ著者で新書で先に出た『「面白半分」の作家たち』とは、内容がかぶらないように書いている。それでもまだ、ネタがありそうだから、濃厚な編集者生活だ。四畳半裁判の詳細あり。晩年の金子光晴が「エロじいさん」キャラで、若者の間の教祖的な存在だったなんて、まったく知らなかった。
2022/01/20
kokada_jnet
1974年の美輪明宏の発言として「(女と一人もやったことがない)まるっきりきれいなからだですよ。マリア様よ」とあるが、2000人の男と関係していて、何をふざけたことを言っているのか。美輪が70年代に発言しているから仕方ないとしても、2005年刊行のこの本で、そのまま引用するのはおかしい。
2022/02/19
Shun'ichiro AKIKUSA
軽く読め、当時の雰囲気を味わうことができる。文章から伝わる著者の生活から、あまり長生きできないのではと思ったが、やはり故人だった。
2022/02/26
マーク
36 これも大いに楽しんだ! 面白そうな人物、多数。読みたい本増えて困る。 ●阿奈井文彦 ●西江雅之 言語学者 37カ国語 ◎金子光晴 細川布久子
2021/02/01
雨巫女
「面白半分」という本は、しらないけど、編集長や、本の内容は、面白そう。読んでみたかった。(新=00075)
2010/04/08
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