ニッポン不公正社会 (平凡社新書 312)
ニッポン不公正社会 (平凡社新書 312) / 感想・レビュー
ハンギ
2006年に出版された。当時の小泉改革などの煽りを受けた形で顕在化した、貧富の格差について、斎藤貴男と林信吾が対談した。どちらも東京下町出身で、階級社会であるイギリス滞在経験がある、という共通点もあるけれど、共通ではない所もあったみたいだ。斉藤さんの方は実家は屑鉄屋ということだが、知的に洗練されているし、林さんは親が有名なジャーナリストらしいのだが、少林寺拳法の黒帯でイギリスではよく喧嘩したそうだ。生まれも性格も対照的でまず面白かった。身分固定の階級社会よりは競争社会のほうがまだまし、ということに賛成。
2013/01/22
アトム
イギリスの階級。労働者階級の存在。
2011/12/22
ona
主題がぼやけている……。
2011/04/10
カネコ
◎
2010/07/15
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