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日銀を知れば経済がわかる (平凡社新書 464)

日銀を知れば経済がわかる (平凡社新書 464)

日銀を知れば経済がわかる (平凡社新書 464)

作家
池上彰
出版社
平凡社
発売日
2009-05-16
ISBN
9784582854640
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日銀を知れば経済がわかる (平凡社新書 464) / 感想・レビュー

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みっくん

金融リテラシーって非常に重要なんだろうけど、学校で教わる事でもない。日本の教育を担っているのは、学校、塾、池上さんかもしれない。。。

2017/03/11

黒頭巾ちゃん

タイトル通りの内容です。ひとことでいうと「物価の安定が日銀の仕事」!!ニュースになっているのは、活動の一部で驚きだったのが、「アジアの金融不安を助ける活動をしている」というものです。各国の中央銀行をヘッジ・ファンドから守るよう連携しているのです。それは、税金ではありません。また、日銀からの天下りのシステムも記載されています。そして、日銀発表の言葉の意味も...。悪評が多い日銀ですが、その活動は自信を持っていいと思います。ただ、職員の待遇はとぉっても良すぎますがね(^_^;)

2014/03/09

白義

アベノミクス以降、ニュースに日銀の名前が出ることも多くなったが、そもそも日銀が何をする機関なのか知っている人はまだまだ少ないのではないだろうか。本書を読めば、日銀関連のTVのニュースくらいならだいたい理解出来るようになる、というくらいわかりやすく日銀、金融政策の概略がわかる。公定歩合が廃止された現在、日銀はどう金利を調整しているのか?ということなど、意外と誤解しやすい点も短い分量にかなり要領よく書いているので、混乱することがほとんどない。アベノミクス前の白川時代だが、入門には十分である

2015/03/15

空箱零士

日銀の果たしている役割の解説を通じ、主に金融の仕組みについて解説している入門書。「資金を融通する仕事」の中心を担う日銀が具体的になにをしているのか、そこから金融会社・政府との関係性も解説。金融政策自体の難しさや、「物価の安定」を目標とする日銀とバブルを望む政府、独自のプライドを持つ上層部との狭間で揺れる政治模様なども解説しており、総じて入門書として程よい密度を持った内容となっている。決して単純ではない内容を、一定の密度を保ったまま分かりやすく解説しているのは流石。「経済」というより「金融」の入門書として。

2016/02/04

高橋 橘苑

池上彰さん有り難うと言いたくなる。池上さんの本初めてだったが、日銀の全体像だけでなく、金融や経済のおおまかな流れが理解出来た。知りたかったバブル時期の日銀の動向も、粗粗には掴むことが出来て極めて満足。景気が過熱したあの時期、「パーティーの途中でパンチボールを取り上げる」役目を果たせなかった日銀の責任は確かに重い。しかし、この本は概説程度の内容なので、もっと別の事実や政治的な動きはあったかもしれない。池上さんは「分かる」と「伝える」を良く理解し、「思考の歩幅」も自分には適度で、新な興味を抱かせてくれた。

2015/01/31

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