新書781宮崎駿再考 (平凡社新書 781)
新書781宮崎駿再考 (平凡社新書 781) / 感想・レビュー
おさむ
児童文化論専攻の大学教授がジブリ作品を高尚に分析、解説する新書。たしかにジブリ作品は奥が深く、いろいろな解釈が成り立ちうる。また最近は難解なのか、要素を詰め込み過ぎなのか、かつての作品ほどすんなり頭に入ってこない物語が多い。ポニョあたりからは観ていても理解できず、頭で考えずに身体で感じるようにして観ています。本著の解説もまぁ言われればそうかなと思う程度で、あまり驚いたり、感心したりする解説ではありませんでした。
2020/07/25
魚京童!
このヒトがすごいのか、駿がすごいのか。
2015/10/01
コービー
本書のほかに2冊のジブリ映画に関する本を読みましたが、著者によって論点が違ったり深掘るポイントが違う点が面白いです。それぞれのジブリ映画では毎回異なるテーマがあり、鍵となるモノも違います。たとえば、となりのトトロでは傘とドングリがキーポイントであり、魔女の宅急便では飛行物体(ホウキ、空飛ぶ自転車、飛行船)がキーとなります。また、天空の城ラピュタに出てくるドーラは宮崎監督の母親を投影しているそうです。こんな楓に映画を分析しながら観ると面白そうですね。
2020/12/09
ケーリー
この人の読み方があってるかどうかはともかくとして,映画をここまでしっかりと読み取ることが出来たら楽しいだろうなと思った.
2015/12/27
ぽいふる
理系の頭のいい人が科学の視点からみた宮崎駿作品考察。
2015/12/04
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