有職故実の世界 (287) (別冊太陽 日本のこころ 287)
有職故実の世界 (287) (別冊太陽 日本のこころ 287) / 感想・レビュー
Go Extreme
有識故実:成立 儀式の細分化 形態化と衰退 江戸時代の復興・民間人の活躍・現代における継承 いただく・食事の世界:平安貴族の食卓 稲穀類の調理と加工 副食品 贅を凝らした食器と膳 平安貴族の食習慣 すまう・住居の世界:内裏天皇の住い造りと役割 正月大饗と寝殿造の成立 寝殿造の変容 あそぶ・まなぶ・貴族の教養と遊戯:貴族の基礎教養 遊びと作られたもの・描かれた情景 外出の機会と約束ごと・女性のたしなみ いわう・いのる・貴族の行事と信仰:年中行事と信仰 通過儀礼 病と死と鎮魂 平安人の信仰と畏怖 陰陽道・末法
2021/04/18
kaz
このシリーズで嬉しいのは、図版が大きく、ビジュアル面のインパクトが強いこと。有職故実そのものへの関心はさほど高くないが、往時の状況を示す絵巻、現代の制作者等々、案外その世界も面白い。図書館の内容紹介は『衣食住をはじめ、貴族の教養と遊戯、行事や信仰にかかわる公家社会の約束事の集大成である「有職故実」を豊富なカラー図版と詳しい解説で学べるビジュアルブック。エッセイ、コラムも収録』。
2021/09/23
ゆの字
衝動買い。でも、お値段だけの価値はある。装束についてはもっと詳しい本はいくらでもあるので、ある程度の知識がある人には、ほとんど参考にはならない。おそらく、ほかの項目についても同様。でも、このムック本には概観を視覚からも理解することができるというところに価値がある。調度品等の写真や、数々の絵巻は目の保養にもなる。現代の職人さんたちの紹介も良い。買ってよかったと思う。
2021/04/02
感想・レビューをもっと見る