水木しげるの妖怪地図―47都道府県ご当地妖怪を訪ねる (別冊太陽 太陽の地図帖 8)
水木しげるの妖怪地図―47都道府県ご当地妖怪を訪ねる (別冊太陽 太陽の地図帖 8) / 感想・レビュー
Kikuyo
47都道府県の妖怪がカラーで楽しめる。どの絵も繊細な線が印象的。テレビアニメの鬼太郎を見慣れてるから、水木さんの描く絵の迫力に改めて驚く。ただ眺めているだけでも楽しい。本当にこんな妖怪たちがちょっと前までいたのかもしれない。それはこんな姿をしているのだと想像力を働かせた昔の人たちのイマジネーションが水木さんの画力で甦る。子供はきっと好きな本だと思う。
2022/09/27
tama
図書館本 水木ファン 子供向けかというとそうでもない。中の説明が水木調だが本人ではなく、既に出てる本の文章を編集部がコピペしたもの。いったいどこの会社?と思ったら平凡社!で「あの」月刊太陽の姉妹版「太陽の地図帳シリーズ」。太陽の休刊後11年経ってる。そこそこ楽しんだ。
2019/11/19
莉庭Reethi
日本全国47都道府県別に水木さんの精密なタッチの妖怪画がカラーで掲載されています。圧倒的な実在感と美しい色彩感覚で、絵の細部を眺めているだけでも楽しい。妖怪は単独で存在するのではなく、妖怪を取り巻く環境とともに生きていることがこの本を見ると良くわかる。
2012/08/16
なつのおすすめあにめ
滋賀県と山口県と高知県に行きたい、行こう。鉄鼠と姑獲鳥と魍魎に遭いたいから。
2012/02/20
kanata
水木さんの漫画は読んだことがないが、鬼太郎大好き!な幼少期を過ごしたことを思い出した。この本は、水木作品に登場する妖怪の特徴を出没地域で分類し、紹介したものである。まだ日本という名前ではない頃、すでに妖怪はそこにいた。宇宙人は信じないけど、妖怪はなんかいてもいいんじゃないか、と思える。中部地方に小豆洗いに、関西の砂かけ婆とぬらりひょん、徳島県の児啼爺。九州の塗壁と一旦木綿はやはりセット。滋賀県の油赤子など油の字が含まれる妖怪の多いこと。油が生活に密着してたからなのか。
2016/12/22
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