禁煙ファシズムと戦う (ベスト新書 99)
禁煙ファシズムと戦う (ベスト新書 99) / 感想・レビュー
駒場
一体、タバコが総合的に悪であり、政府が「対策」をとるべき弊害であるというそもそもの前提を、日本国はいつどんな立法手続きで決めたのだろうか。問題は習慣風俗の善悪を国家が断定することであり、国民精神を政府が「善導」することの怖さである/仮説に仮説を重ねた虚構のもと、自律的に暴走し始めたタバコ排斥運動は、とうとう「健康増進法」なる法を生み出すにいたった/「先生、しかしそれは、ニコチン依存症を国家依存症に置き換えることになってしまうんじゃないでしょうか」
2012/09/10
Johannes
これはひどい。第Ⅰ部は54ページで読むのをやめた。著者は嫌煙を議論するに当たり必要なことをほとんど勉強せず、勝手な独自の非科学的前提のみに依拠して本書を書いている。学者というよりカルト宗教家の態度である。「本気でかかって来い」とあるが、幼稚園児に本気でかかっていく格闘家がいないのと同じで、真面目に勉強して嫌煙に取り組んでいる嫌煙活動家や学者なら、こんな人とまともに議論する気にはならないだろう。ただし、第Ⅱ部以降はまだ読む価値がある。
2010/12/21
リドカ
嫌煙側のファナティックさが気持ち悪い。喫煙派も挑発的過ぎる部分がある。しかし割り引いて考えても、喫煙派の方が真っ当な事言ってる。
2009/10/30
yamikin
JRの人間は全員読むべき!!!!
2007/01/19
気鋭
Ⅰ部のみ読了
2015/10/04
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