逃げない生き方 (ベスト新書 338)
逃げない生き方 (ベスト新書 338) / 感想・レビュー
ばちゃ
どんなにつらい体験をしても、たとえば震災とか、家族が事故や事件に巻き込まれるとかそういうことがあっても、残された者はなんとか生きてはいかなくてはならない。無常観を感じつつも現実から逃げずに生きていくしかない、ということなのだろうが、私にはなかなか著者が言いたかったことをうまく捉えきれていない気がする。おわりの章の一番最後のページが一番言いたかったことだろうとは思う。「私たちは、自分の力で人生を切り開いていくしかない。その点は永遠に変わらない。ならば、未来に希望をもちつつ、今を生きるしかないのである。」
2016/03/07
まっし
危機的状況に陥ったら、できるだけ早く日常を取り戻すことの大切さが説かれていました。その点には納得です。ただ、あまりにも逃げないことを重要視しているからか、何かに欠けているような印象を受けました。逃げないことは当然大切なのですが、「逃げる」という選択肢を排除してしまう人間はどこかでつぶれてしまうのではないでしょうか?僕は「逃げる」という選択肢も大切にしたいので、本書の最後にある「どうしても現実から逃げたくなったら」という節を楽しみにしていたのですが、期待していた内容ではなかったので、少し残念です。
2012/06/21
akir@t
題名から想像していた内容と違ったせいか、ちょっと発散している気がしたなあ。震災の原発事故に話題が偏りすぎていて、人生論としては少し説得力に欠けているかな?
2011/11/05
はすのこ
よく分からない論理展開。災害からは逃げるべきでは?逃げない精神性は大切らしい。
2015/12/29
ボダー
少し読みにくいかな。 でも前向きな内容だった。
2011/10/20
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