人間、このタガの外れた生き物 (ベスト新書 406)
人間、このタガの外れた生き物 (ベスト新書 406) / 感想・レビュー
KAKAPO
生物学という視座からヒトを見詰め、動物の家族と人間の家族との比較の中から、人類の性質を浮き彫りにしてゆく一方で、政治的に歪められたパラダイムを暴き、その中で「私たちがどのように生きてゆけば幸せになれるのか」というテーマについて考える機会を提供している。池田清彦さんが社会に向ける視線はシニカルではあるが、私は久しぶりに新鮮な情報に出会えたことの喜びと、それによって開けた視界がもたらしてくれる希望と活力が涌いてくる感じを味わうことができ、帰路に寄った紀伊國屋書店で、池田清彦さんの著書を買いあさってしまった。
2016/12/22
トムトム
喧嘩売っている?というような乱暴なタイトルですが、内容はちゃんとしています。マスコミや周囲の人間などに流されず、生物学的な人間とはどういう事か、という内容です。私も独学で生物の事を考えてきましたが、池田先生と同じような結論に達していて嬉しいんだけど、こういう本を出せている池田先生に嫉妬してしまいます!今日死んでも悔いはない、というぐらいに楽しい日々を送るための知恵が裏にある本だと思います。
2020/10/30
魚京童!
こんな内容のない本書くなよ。
2015/02/05
讃壽鐵朗
池田清彦こし、このタガの外れた生き物だ。難しいところにイラストを入れるべきだ。
2021/03/03
takehiro
確かに、人間は他の多くの生物とは違うなと。ミツツボアリの話は驚いた。一個体の仲間を天然の貯蔵庫にしてしまうなんて、、。
2016/01/12
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