新選組の謎と歴史を訪ねる (ベスト新書)
新選組の謎と歴史を訪ねる (ベスト新書) / 感想・レビュー
ランちゃん
土方「われらのごとき無能者は快く戦い、国家に準ずるだけだ。」徳川に恩を受けたものとして、最後まで戦い続ける姿。感動しました。新史料がでては、新撰組の実像と虚像が、くるくる入れ替わる。その時代を生きた人に凄味を感じました。決して、現代の価値観で命をささげた彼らを評価してはいけません。
2019/01/19
memo
読めば読むだけ、何が正解かわからくなる。
2018/03/14
かんな
読みやすそうで選んだ。新選組の歴史が同時代史料によって以前とだいぶ変わっている…隊は8までしかなかったとか歳三は9年間奉公に出ていたとか。あくまで客観的に解説しているので小説で人の主観が入ったものとは全然違いました。大変面白かったです。
2015/09/22
アト
短めの本文と、それに関する史跡の写真(案内)が交互に配置されていて飽きない。新撰組の基本的な知識もちらほら拾える。ここで誰が死ぬ、と知ってて読んでいるのにいちいちへこんでしまった。壬生の屯所に新撰組の標札が設置されたときの、八木為三郎少年による「この板も私の家にあったものをもらっていって、近所の大工に削らせてきたもので、これをかけると、沖田総司だの、原田左之助なんかが、その前へ立って、がやがやいいながら、しみじみとながめて喜んでいました」という話に和んだ。
2014/05/21
めぐ≠かのん
組のおたくとして年季が入っているわたしでもちょいちょい新発見があるのと、学術的でありながらとてもわかりやすいのとで、良書だと思います。時代小説のサブテキストとしても良いかも。史跡ガイドとしても優秀!日野、久々に行きたくなりました。
2021/01/11
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