脳はどこまでコントロールできるか? (ベスト新書)
脳はどこまでコントロールできるか? (ベスト新書) / 感想・レビュー
ナイスネイチャ
図書館本。妄想でどれだけ脳を騙していくか?ストレス発散も男女差があるのが理解できました。
2017/08/24
KAKAPO
『脳内麻薬』が面白かったので2冊目を手に取りました。脳内麻薬が私にとって科学的な内容だったのに対し、この本は、科学的に解明されていく脳の性を踏まえて書かれているものの、むしろ中野信子さんの想いを綴ったような内容です。そのためか少し疲れている心を励まされるというか、希望と勇気を与えられます。私たちは人間に生まれてきたという事実に逆らえないし、人間としてどのように生きていくかということを考えざるを得ないのですけれども、より良い生を全うするために脳を知り上手く使いたいものです。そこに意思の介在ができると信じて…
2015/10/03
ハッシー
★★★★☆ わかりやすく脳の機能やメカニズムを説明した良書。科学的なエビデンスに基づいた解説には説得力がある。印象に残ったのは「自分を粗末に扱っている人には、まわりも粗末に扱ってもいいような気になる」「成功者の考え方や生き方を目の当たりにすると、それが勝手に脳にコピーされ、自然に行動に反映されていく」「相手に望ましいレッテルを貼ることで、相手の行動を自分の思う方向に誘導できるラベリング効果」「第三者を介した情報、噂話のほうが直接伝えられるよりも影響が多くなるというウィンザー効果」など。勉強になった。
2021/04/30
ユズル
私の脳はすぐ騙される。そしてすぐ妄想する。いろんな例も載せられていて、とても分かりやすかったのですが、後半、頭がこんがらがってきました…(^^;)))
2018/11/05
紅香@本購入まであと9冊
どうしてこんな行動をしてしまうのだろう。すぐに悩んでしまう私は脳のトリセツがあればいいのにと常々思っていた。今の時点で解明されてることが分かりやすく書いてある。そのもとのモヤモヤとした何かにひとつひとつ名前を与えられ、整頓することが出来て、とてもスッキリした。それにしても人間は報酬系の回路に随分支配されてる。自分を大事にしてる人は、他の人からも大事にされることを「割れ窓理論」に当て嵌めて紹介してるのが斬新だった。納得の一冊。意識しすぎてあざとくなく、今まで通り心を込めてさりげなく行動していこうと思う。
2016/12/28
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