筋金入りのヘタレになれ (ベスト新書)
筋金入りのヘタレになれ (ベスト新書) / 感想・レビュー
starbro
島田雅彦は、小説、エッセイ問わず、新作をコンスタントに読んでいる作家です。時事ネタを筋金入りのヘタレである著者がぶった斬るエッセイ集。共感できる内容も多く、楽しく読めました。個人的に最近の不倫に関する報道に関しては、辟易しています。日本の将来を考えると、プロフェッショナルでカリスマ性のある政治家に登場してもらいたいと願っています!
2016/08/11
佐島楓
主に男性を読者として想定していると思われる。遊びを極めていらっしゃるようで大丈夫かなとちょっと思うことまで発言していらっしゃる。このタイプの作家さんは若い世代にはもういないのかしらん。
2017/06/24
harass
2016年の新書。酒場で話を振るライターとの対話だがほとんど著者が語る。以前読んで感心した「彼岸先生」のように、どうでもいい無責任な放談がこの著者の真骨頂であり、社会評論のようなものは無理があると分かる。たまに出てくる著者の体験談で面白いものがある。やっぱりというか、サイン会でたまに驚くほどの美女が来ることがあるそうで、彼女に渡すサイン本に連絡先のメモをこっそり忍ばせる阿吽の呼吸の編集者。連絡してくるタイミングが全盛期には三人同時になったことがあるとか。まあ、あまり期待せずに読み飛ばす本。
2018/07/24
佳音
うーん。
2017/09/21
aloha0307
強烈な表題 島田さん自身は、”清純派のAV女優 みたいなもんだな”と笑う。”こうも不寛容なふざけた世の中に、懐深い&筋の通ったヘタレじゃなければ渡っていけない”と説く。文学、政治、右左翼、酒、恋愛...酒場放談の形式で、下ネタも満載だ(ここではとても書けません 笑)。 低賃金&従順な99%の”奴隷”が1%の富裕層に奉仕、と民主主義の崩壊を嘆く章にはドキッ...
2016/12/18
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