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自由のこれから (ベスト新書)

自由のこれから (ベスト新書)

自由のこれから (ベスト新書)

作家
平野啓一郎
出版社
ベストセラーズ
発売日
2017-06-15
ISBN
9784584125540
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自由のこれから (ベスト新書) / 感想・レビュー

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まる

正直 私には難しかった。田川欣哉氏 大屋雄裕氏 上田泰己氏との対談が載せられているのだが 面白いけど全部を理解することは出来なかった。平野氏が提唱する「分人」の話はよくわかるのだが もうちょっと噛み砕いて書いてもらわないと 凡人以下の私にはわからない。再読したら もう少しわかるようになるのかもしれないが。。。

2017/07/08

KAKAPO

『私とは何か』を読んだ時にも感じたことですが、改めて平野さんは凄い人だと思いました。『私とは何か』では、私が中々腑に落とすことができないでいた構造主義についての疑問に「分人」という言葉でヒントを与えてくれました。この『自由のこれから』では、人類が一度は獲得したかのように見えた自由が、新自由主義の元、レコメンドという"仮想的な自由”によって束縛を強めているのではないか?という新たな問いを生む機会を作ってくれました。また、慶大法学部教授である大屋雄裕さんとの対談では、教授の見解「満足」を引き出しています。

2017/07/08

イノ

自由である事が輝かしい未来ではなくなりつつある現在の道しるべとなる様な一冊に出会いました。。平野さんのように、難しい事を分かりやすく染み込んで来るように語る人を私は知りません。

2018/07/01

きいち

自由とはブレイクスルーの揺り籠。デザインやマーケティング(田川欣也)、法哲学(大屋雅裕)、生命科学(上田泰己)、どの世界でも、圧倒的で不確実で複雑な状態なのに、それでも常に自ら選択することを余儀なくされるなかで、自由なつもりでいるだけになっている、そんな状態からどう逃れるのか?…流されてもいいところと流されたくないところ、まだら模様でありつづけて、まるまま自由じゃなくなってしまわないようゆるりと担保しておくこと…分人論の平野ならではの戦略は、なんだかとてもしっくりくる。知ること学ぶことの価値。

2019/10/12

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

前著「私とは何か」と合わせて、もう一度通して読もう。 しっかし、ほんと頭いいな〜この人。

2017/07/15

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