KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

明治の革新者~ロマン的魂と商業~ (ベスト新書)

明治の革新者~ロマン的魂と商業~ (ベスト新書)

明治の革新者~ロマン的魂と商業~ (ベスト新書)

作家
鹿島茂
出版社
ベストセラーズ
発売日
2018-07-14
ISBN
9784584125830
amazonで購入する Kindle版を購入する

明治の革新者~ロマン的魂と商業~ (ベスト新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ごへいもち

著者にしては薄味。でも今の私にはこれでいいです

2020/05/24

nbhd

あぁ、めっぽう面白い。高杉晋作とか大久保利通とか教科書に載っている人物より、教科書が教えない明治以降の商売人の人生のほうが、じつは面白いのではないかと思えてくる。破天荒な面白商売人伝がこれでもか!と続くので、後半にかけては「面白さ」がよくわからなくなるという事態に陥った。ひとえにこれは、鹿島茂さんの語りの「妙」と「芸」にあると思った。なかでも、牛鍋チェーンを成功させた木村荘平さんはズバ抜けている。経営手法は「性経一致」、愛人妾に店長を任せ、その父親を番頭、母親を女中頭にする…って、ま、めっぽうおもしろい。

2024/10/08

inokori

類書の福田和也『日本国怪物列伝』と同じような昭和までの財界の大立者たちの人物評であり,上述書で取り上げられなかった人物にも言及している.現代とは違ったスケール感の人物揃いで興味深かったが,校正が大問題.単純な誤植からキャプションの間違い,参照ページの番号誤り等々が相当数あった.こう間違いだらけでは鹿島センセイもご立腹では?

2018/07/18

Susumu Kobayashi

主に明治時代に活躍した産業界の偉人について述べられている。東京市街鉄道を敷設した雨宮敬次郎がイタリアでの売り込みに失敗して帰国した時、産褥の床に伏せっていた妻の伸子は「「知らない向こうのことを、いろいろ見たり聞いたりしたと思えば、それだけで安いもんですよ。今すぐどうということがなくても、きっと役に立つときがありましょう」と失意の雨宮を励ましたという。どこまでも偉い女房である」(p.43)。ここで述べられている人物のかなりが、奥さんの支えがあればこそ、大きな仕事を成し遂げたように思われる。

2021/01/07

スプリント

明治時代に立身出世した人物が取り上げられています。 ロマンというよりも野性味あふれる生き様が印象に残りました。

2018/11/10

感想・レビューをもっと見る