どうすれば愛しあえるの: 幸せな性愛のヒント
どうすれば愛しあえるの: 幸せな性愛のヒント / 感想・レビュー
ケー
「フェチ系とダイヴ系」、「トランス状態」、「ホモソーシャルの消滅」などなど、ひとつひとつは首肯する内容だったけれど、どうしても今の若者に対しての説教のように受け止めてしまった。仁村さん、宮台さんの当事者語りが主だったのも原因だと思う。表紙に反して結構ガチの討論なので準備して読まないと挫折するかも。改めて読み直す必要あり。大学のゼミ(社会学、フェミニズム、民俗学、あとは……哲学?)で課題本とかに使えそう。
2018/07/08
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
3回目ともなると流石に読む速度が段違いに速い。 親しい友人数人にも読んでもらったので、感想をお聞きするのが楽しみである。
2018/03/31
akihiko810/アカウント移行中
AV監督の二村と、社会学者の宮台が「幸福を得るための性愛のあり方」についてトーク。印象度B+ 「性愛」についての読書会で紹介しようと思って再読、なのだが、ちゃんと通しで読んだのは初読みだったぽい。この本の元となった公開講義の3回目?には参加したのだが(AV男優の森林原人が出る回。自分の隣に原人さんが座ってた 笑)。 大まかには「このクソ社会を生きるには、社会に適応した<振り>をして、性愛(眩暈)という<世界>に接続するしかない」という宮台の主張がメイン。「家族の劣化」によって「感情の劣化」を被った(続
2022/05/12
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
素晴らしい。 女性の感覚にダイヴできる、ミステリアスな魅力を兼ね備えた男になりたい。 さ、2周目。
2017/11/07
みのくま
まず前提としてこの社会はクソである。社会は人類が定住する上で「損得」を基盤とした法の下に作る必要があった。だが性愛は定住以前の人類の本質、「法外」に属す。つまり社会に適応すると性愛から退却せざるを得ない。宮台氏は社会はどこまでいってもクソなのだから適応したふりをせよと主張する。そして、法外においては内発性を基盤とする「ダイヴ系=フュージョン系」としての性愛。パートナーの心を自分の心として捉えるセックスこそ本当の性愛なのだとする。著者の両氏は、法外は現代では無くなりつつあるとするが、言われっぱなしは嫌だな。
2019/03/16
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