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すべての男は消耗品である。 Vol.6

すべての男は消耗品である。 Vol.6

すべての男は消耗品である。 Vol.6

作家
村上龍
出版社
ベストセラーズ
発売日
2001-04-01
ISBN
9784584180297
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すべての男は消耗品である。 Vol.6 / 感想・レビュー

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冬木楼 fuyukirou

1998,10~2001,03のエッセイ。「誰も競争社会というものをイメージできていない」「誠心誠意頑張ればコミュニケーションが成立するという嘘は悪質だ」「『ライフスタイル』は趣味ではなく職業で決定される」「フリーターには未来がない」ほとんどのフリーターが十年後の自分を率直にイメージせずに済んでいるのは、日本の社会全体が十年後のことなど考えていないからだ。 

2015/12/20

図書館で、きれいな色の表紙だなぁというだけの理由で借りました。近ごろエッセイを読むことが多いのですが、それらのどれとも異なる主調の強い作品でした。経済とかマスメディアに対してとか、あまりみんな触れたがらない時事問題にはっきり意見をしていて、新鮮で魅力的に感じました。

2012/11/10

yahiro

音楽の国にはストリートミュージシャンがいない、というくだりがいい。音楽が好きな国民ほど、「いい音楽」を知っているからだ。

2014/09/22

HedgeHogs

・経済は人間の精神に影響し文化となってしまう ・訓練のコスト ・コスト&ベネフィット ・幼児的、内部同質、無知、情報と知識が利益と結びつかない ・不安をシェア ・「みんなの問題」 ・不安を持たない人は危機感を持つことができない。危機感は好奇心と結びついて、時にその個人にとって行動を起こす原動力になる。不安を抱えている個人はリラックスできる時間と空間を求める。不安に対処するためには守られる安全な時間と空間が必要だ。 ・不安のない社会というのは、貧しいか、自由がないか、またはその両方 ・個人は集団から疎外

2014/12/14

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