ハバナ・モード
ハバナ・モード / 感想・レビュー
KASAO
2003年6月~2005年3月にかけてのエッセイ。小泉内閣、北朝鮮と拉致被害者、イラクへの自衛隊派遣と懐かしい反面、忘れてはいけないのに、もう忘れかけてしまっているような事柄が取り上げられていた。10年経って日本は変わったのか考えてみても、問題の対象が変わりはすれど、経済、雇用、外交、メディア、社会構造の問題は未だに変わっていないように思う。だから今読んでみても問題提起の本として充分機能する。そして答えの出なさ、改善の難しさを思い、少し憂鬱な気分になった。
2015/11/01
No.9
ハバナモードは文庫本よりも単行本を読んだ方がよい。表紙カバーを外すと出てくる村上龍の顔が最高に素敵で最高にヤバいから。
2015/06/02
Sonomi Uchiyama
10年ほど前のエッセイを読む。当時、わからなかった事が、少しわかったように思った。やっぱり面白いです。
2014/04/10
たなかか
かっくいい キューバブームが三年続いた
2005/12/27
moonset
村上龍氏の『13歳のハローワーク』から『半島を出よ』の執筆期間に書かれたエッセイ集。作家というのは言葉を紡いで虚構の世界を創るわけだから、言葉の使い方、使われ方にはには敏感にならざるを得ないのだろう。マスメディアが如何に言葉を誤魔化し、いやそれを伝える文脈を持っていないのか、という指摘が新鮮だった。
2012/03/21
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