KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ムーミン谷へようこそ: いつでも、だれでも、好きなだけ

ムーミン谷へようこそ: いつでも、だれでも、好きなだけ

ムーミン谷へようこそ: いつでも、だれでも、好きなだけ

作家
冨原眞弓
出版社
ベストセラーズ
発売日
1995-12-01
ISBN
9784584182345
amazonで購入する

ムーミン谷へようこそ: いつでも、だれでも、好きなだけ / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

榊原 香織

ムーミンの登場人物それぞれの心理分析。ハードボイルドで”離脱”の境地に達しているのはミイとスナフキン。ムーミンパパはいろいろ複雑ですね。”ムーミンパパ海へいく”への言及が多いのは、あの作品がかなり内省的だからでしょう。 精神的に安定しているムーミンママでさえなんだかおかしくなってしまうのですから孤島で。 ニョロニョロ好きです。人気高いらしい。

2021/03/30

Yu。

数多くのヤンソン作品の翻訳を手掛けてきた著者のムーミンの物語やその登場人物達への並々ならぬ想いを本編の各エピソードを引用しつつ語っていく手引書的な内容で、平和にのほほんと暮らすアニメ版のイメージとはだいぶかけ離れた当時の国の状況から覗ける殺伐さや人間らしい本音といったスパイスを絡めた大人味な原作をより深く知れる有り難い一冊。

2016/10/27

アクビちゃん@新潮部😻

【図書館】キャラクター紹介から始まり、ムーミン全編のいい所どりの一冊です。ムーミン逹の名前ひとつにも作者の意図があるなど、意外と深いムーミンの世界。本編を読んでから読むと、ムーミン通になること間違いなしです。

2015/03/17

あられ

ムーミン谷のゲームをやっているのだが、実は原作を読んでいない。なので、アニメ(子どものころに見ていた)のイメージしかなく、原作を読もうと思っていたところ、図書館で見かけたこの本を読んだ。入門編というか、登場人物(ひとではないが)の紹介、考え方、ヤンソンさんのことなどがわかり、ますます原作を読まねば、と思った。

2017/04/01

ikedama99

図書館の本。ムーミンシリーズが好きな方は、一度手にとってはいかがかと思う。初めて読んだ長編「ムーミンパパ海へ行く」は、小学生2年生の時、ムーミンの長い話としか感じなかった。小学生、中学生、高校で、大学でも読み、社会人になってからも何回も読んだ。そのたびに感じ方が少しずつ変わり迫ってくるキャラクターも変わった。その理由を考えていたが、この本を読んで腑に落ちるところがあった。このシリーズは、決して子供向けだけではない、より普遍的な内容を含んでいると。ムーミンママの分析が面白い。手元に置きたい本。

2020/08/01

感想・レビューをもっと見る