ニッポンの知識人
ニッポンの知識人 / 感想・レビュー
ころこ
最近、書棚の整理をしているので、昔の本がこうやって登場することが多いのですが、昔の本を再読して意味があるのは、昔書いたことが未来に当たっていたかを検証できることでしょうか。知識人を人権・大衆デモクラティズムと軍事・国権ナショナリズムに左右に分類し、さらに共同体・保護・伝統と市場・自己責任・個人に上下分類したマトリックス上に配置しています。頭の悪い大学生が考えたとしか思えないようなこの分類分けは、大衆的なナショナリズムや共同体の自己責任論や伝統的な個人主義など(対立軸を混ぜています)、現在多くの知識人が上記
2017/03/07
あーさー
3人の著者が、いわゆる「知識人」を解説。鼎談も入っています。99年の作品なのでラインナップに時代を感じますが、だからこそ今読むと面白かったり。
2024/03/22
りんご飴
@ 'ェ' @
2014/06/10
Z
90年代の知識人の地図。評者の組み合わせも興味深いが、内容もすごい。ブランショが見いだした地平が現代に失われていることがよくわかる本。
2014/01/22
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