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祝!中古良品: アカセガワ版養生訓

祝!中古良品: アカセガワ版養生訓

祝!中古良品: アカセガワ版養生訓

作家
赤瀬川原平
出版社
ベストセラーズ
発売日
2006-05-01
ISBN
9784584189368
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祝!中古良品: アカセガワ版養生訓 / 感想・レビュー

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takaC

なるほど。あれは植物ワイパーと呼ぶのか。無意味なワイプだな。

2014/04/26

katoyann

貝原益軒の養生訓をひもとき、老齢を迎えた著者の生活実感を綴ったエッセイ。「左翼」は夜型の生活を送るという視点が面白い。健康を志向するなら思想を持つことも含め、「左翼」スタイルを改めようと自虐的に述べる。『老人力』の大ヒットもあって、知らない人は軽妙洒脱なエッセイストとしての風貌をイメージするだろうが、元々は千円札を芸術作品として作り、国家権力に目をつけられた人物。飄々と書きながら、金儲けや権力などの欲得に対しては嫌味を言う。面白いけど、毒もある。楽しい読書になった。

2021/10/09

Ryokan

自分が中古品であると自覚せず、ここにきてこれを読み「なるほど!」と目から鱗だった。この歳になって読んで初めて飲み込めた事実。多分自分が中古品だとつゆ知らず生きてきた若いころには読んでも面白くなかっただろう。そう考えれば人間ちょぼちょぼ、なるようになるとストレスためず養生すればこの先の余生(余命)もなんとなく楽しく生きていける気がする。

2016/04/25

chiko

最初は面白かったのだが、後半は苦労した。うんうんと首肯するには私にはまだ人生修業が足りないようだ。

2015/06/17

TAKAMI

赤瀬川氏の本を読んでみたいと思っていてとりあえず読んでみたが、晩年の健康に関するエッセイだった。しかしこれでも著者の人となりは感じられた。タイトルにもなっている「中古良品」という言葉もいい。健康は、新品を意味しない。ところどころ問題もあるけれど、使い込まれている様。その気持ちがいいよね。次は路上観察に関する本を読みます。

2015/06/05

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