私の快楽修行: この女にまさる肉はない (ワニ文庫 A- 46)
私の快楽修行: この女にまさる肉はない (ワニ文庫 A- 46) / 感想・レビュー
がんぞ
偽悪的奔放。「性欲の男女平等」を主張。人生の意義とは生命の継続ではないのか、非理性的不条理な情動であっても何を恥じるところがあろうか。というような趣旨で、ことこまかに感覚の報告をする。しかし作家として、行動の代わりに執筆するときも育ちの良さはあらわれている。生家は厳格なカトリックとか。さもありなん。
2013/05/23
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