本当は恐ろしいグリム童話 (2) (ワニ文庫)
本当は恐ろしいグリム童話 (2) (ワニ文庫) / 感想・レビュー
匠
グリム童話とタイトルにはあるが、アンデルセンやオスカー・ワイルドの作品も収録されていた。どれも子どもの頃に読んだような懐かしい物語だが、大人になってみると確かに納得させられてしまう解釈というか、実際そんな思いを込めて作られた話だったのかもなぁと説得力を感じる。特に「幸福な王子」はこの解釈のほうが好きだったりもする。そして人魚姫は相変わらずせつないけれど、大人っぽい話に変貌していて面白かった。
2013/09/26
坂城 弥生
著者の創作が入ってだいぶ主旨からズレてるものも多かった。
2021/09/29
千穂
人魚姫と裸の王様はアンデルセン、幸福な王子はオスカー。桐生版の童話解釈本だな。それなりに楽しめた。童話も、もともとは残酷な扱いが多いと思う。
2019/02/11
金吾
前作よりも創作度合いが強いように感じます。「三枚の蛇の葉」が面白かったです。
2023/10/19
たまきら
図書館放出本。グリム童話だと思ってもらってきたら中身は異常性欲や、人間の醜さを前面に押し出した内容でびっくり。ま、確かに最初のグリムでは白雪姫の継母は実母だし、ラプンツェルは妊娠してますけど、ここまで解釈が偏るのもいかがなものか…。
2016/01/20
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