知らずに他人を傷つける人たち (ワニ文庫 P- 253)
知らずに他人を傷つける人たち (ワニ文庫 P- 253) / 感想・レビュー
C-biscuit
最近色々なハラスメントがあり、会社でも、パワハラ、セクハラ研修が定期的に開催されている。そんな中、今度はモラハラである。昔からこのようなことはあったのだろうが、専門の用語ができると、急に市民権を得るような状況になる。と、このように理解が足りない人が多いのが、この手のハラスメントである。コミニュケーションをしっかり取るだけでだいぶ違うとの情報もあった。色々なタイプの勘違いも載っていた。大きな勘違いをするわけでもないが、見つめ直しておくほうが良いかもしてないと感じる。そういう時代の子供たちのほうが心配になる。
2015/05/15
takakomama
「人がふたり集まればモラハラは起こる」なら、私が加害者にならないようにしなければと思うと、神経質になり、口ごもってしまいそう。モラハラについて熟知している精神科医の著者でさえも、職場での対応に苦慮しています。「丁寧なコミュニケーションさえしっかり身につけていれば、自分がモラハラの加害者になることはまずない」そうなので、黙るよりも丁寧なコミュニケーションを心がけたいです。
2016/04/29
Naoki
最近、芸能人の離婚訴訟で有名になったモラハラという言葉、人格を否定する言葉なんて使っていないと思っていても、相手を傷つけていることはあるだろう。そんな考えから手に取った一冊。 自己愛が引き起こすモラハラ。ますます個人の意思を求める教育が進む今、発信力を鍛えると同時にそれに伴うモラルの問題についても知らなければならないと思った。コミュニケーションは聞くが7割とはいい言葉。
2015/03/22
さとうれお
最近流行?
2015/03/12
まりにゃ
モラハラとは、つまり心理的暴力のことだろう。相手を心理的に支配したいがゆえの圧力や嫌がらせであり、陰湿で他からは見えにくいことが多く、傷付けられる被害者は、周囲から理解を得にくく、耐えがたい苦痛であろう。この概念が普及することによって、社会的認知と周囲の理解が進むことを願う。体も、心も、社会的名誉も、人間的尊厳も、暴力によって傷付けられたり侵害されたりすることがないように。
2014/12/28
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