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神道はなぜ教えがないのか (ワニ文庫)

神道はなぜ教えがないのか (ワニ文庫)

神道はなぜ教えがないのか (ワニ文庫)

作家
島田裕巳
出版社
ベストセラーズ
発売日
2015-12-19
ISBN
9784584393840
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神道はなぜ教えがないのか (ワニ文庫) / 感想・レビュー

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雲をみるひと

神道を成り立ちやしきたりなどのテーマ毎に紹介した本。個々のテーマは興味深いが、結局神道とはなんだったのかという点ではふわっとしてしまっている気がする。神道を宗教的に切ると掴み所がなくなることがよくわかる。

2018/07/06

らくだ

「神仏習合」により仏教の影響を受けつつ独自の進化を遂げた土着信仰「神道」。イスラム教との共通点等、宗教としての普遍性も多少あるようです。

2018/05/29

果てなき冒険たまこ

簡単な解説本かと思ったら結構神道の本質に迫る良書だった。十字軍や三十年戦争、みたいな宗教戦争が日本ではほとんどないのはなんでなんだろうと思ってたんだけど(仏教徒vs権力はあるけど)ベースに流れる宗教観が神道ならそりゃ争いにはならないよね。神仏混交が問題なく受け継がれた理由もよくわかるし明治期の政治的意図を含む廃仏毀釈までは穏やかな民族だったのも頷ける。無宗教がいけないなんてのは一神教側からの押し付けなんだから気にしないとは思ってるけど、なんだか確証を得た気がするよ。

2024/07/19

山内 ダイスケ

神道は「ない宗教である」ことについて説明してます。 著者の著作は、両親や兄の葬儀を終えた後、「葬式は要らない」から数えて、何冊か読んできました。自分が無宗教であると思っているのに、葬式をしてしまう理由について、何度も考えさせられてきました。 今回も、内容は他の著作と被るのではあるが、神道と仏教の両立が日本では可能だった事実は、なんだかほっとしました。自分の感じる疑問は、少しづつですが、とけていく。。

2016/10/07

すうさん

途中まで読んでいて、かつて読んだ気がしてきて、探したら新書がでてきた。「ない宗教」の神道と「ある宗教」の仏教の違いは目から鱗。当時も大変面白くて読後の感想も書いているようだ。長い歴史のある神道をもっと学ぶべき。特に仏教との「本地垂迹説」や逆に廃仏棄却、国家神道への変遷、そして政教分離。宗教としての教義がないがゆえに、当時の権力者に依ってその形が歪められてきた。でも神道は実は日本の歴史の一部でもあり、皇室の存在とともに日本人のDNAに埋め込まれた宝物である気がしている。これからも私は神道を信奉していきたい。

2016/01/20

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