大航海時代の東南アジア 2: 1450-1680年 (叢書・ウニベルシタス 571)
大航海時代の東南アジア 2: 1450-1680年 (叢書・ウニベルシタス 571) / 感想・レビュー
ヴィクトリー
I巻に比べればだいぶまとまった感じがするのは、内容が、交易、都市、宗教、政治に関するものになったからだろうか。 イスラム教とキリスト教が元からの東南アジアの信仰に時には妥協したりしながら布教していった様も興味深い。 また、火縄銃を西欧人の技術指導を受けてかもしれないがコピーして製造していた、と言うのも初めて知った。どうも日本中心で見てしまうと、あんなにすぐに同じものを作ってしまうのは日本ぐらいではないか、とか思ってしまうのだが、世界を知ればそうでもないことが分かる。
2011/02/03
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