中世の旅 〈新装版〉 (叢書・ウニベルシタス 274)
中世の旅 〈新装版〉 (叢書・ウニベルシタス 274) / 感想・レビュー
鏡裕之
中世ヨーロッパ的ファンタジーを描く者が、読んでおきたい1冊。中世初期の王が、どれだけ旅で大変な目に遭っていたか、王であっても1つのベッドに複数の野郎たちと裸で寝ていたことなど、興味深いことが記されている。
2016/01/02
しいかあ
中世ヨーロッパの様々な旅の記録を渉猟したもの。記録に基づいた後半よりも、そこから旅の要素を抜き出して分析した前半のほうが面白かったかな。カノッサの屈辱の冬のアルプス越えについての解説が面白かった。
2022/06/21
感想・レビューをもっと見る