KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

企業と美術: 近代日本の美術振興と芸術支援

企業と美術: 近代日本の美術振興と芸術支援

企業と美術: 近代日本の美術振興と芸術支援

作家
田中裕二
出版社
法政大学出版局
発売日
2021-03-10
ISBN
9784588420214
amazonで購入する

企業と美術: 近代日本の美術振興と芸術支援 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

tkm66

8割が<三越×美術>の記述なのはキチンと記録が残っている・かつ先駆者であればこそ、なのでしょうかね。<それなりに読める>って感じっす。

2024/05/10

Go Extreme

百貨店と美術 近世の見世物から近代の展示へ:寺社境内から公園制度への転換 街路をめぐる規制 香具師(やし)の取締り 収税強化 見世物興行からの脱却 博覧会から勧工場、そして百貨店へ 米国百貨店のアート・ギャラリー:三井呉服店の改革モデル 日本美術の発見と美術振興:都市における美術館の位置と機能 日本美術工芸振興策 三越呉服店の経営と美術:士魂商才と美術 財閥当主のパトロネージ 江戸の名所から東京の新名所へ 実業家の美術蒐集と公開: 三菱岩崎家 大倉喜八郎 根津嘉一郎 石橋正二郎 辻井喬・堤清二

2021/04/07

かんしゃします。

日本近代の展覧会場の変遷が上手くまとめられている。1970年代から1990年代にかけて各地方都市に公立美術館が次々と建てられ、最初のうちはデパート美術館の予算と開館特別予算により大型の国際展も開かれていた。その後、高度成長期も終焉を迎え、デパート側の予算が削減、地方美術館の予算も年々縮小され、地方美術館は夏場のポップカルチャーをローカルマスコミと実行委員会を組み、挙げた収益で自らが本来開催を考えていた企画を実施するよう変化している。コロナ後の変化はどうなるだろうか?続編が待たれる。

2021/11/01

感想・レビューをもっと見る