民意のはかり方: 「世論調査×民主主義」を考える
民意のはかり方: 「世論調査×民主主義」を考える / 感想・レビュー
とりもり
ざっくり言うと、各種世論調査の手法と歴史を紹介した本。世論調査が本当に民意なのかについては疑問があるが、その問題点についても丁寧に触れられている。特に、二択かつ問い方で印象操作が可能な従来型の世論調査を克服するための手法として紹介されている感情温度と感覚マップが面白かった。中でも、感覚マップは設問の恣意性を排除するための手法としてかなり有望ではないだろうか。単純な内閣支持率か上がった下がったから一歩脱するために、オススメの一冊。★★★★☆
2020/07/06
中将(予備役)
薄めの一冊で実施主体による世論調査の差の背景や新たな手法がわかった。報道の見方が少し変わりそう。
2019/04/09
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