山ねこおことわり (おはなし名作絵本 28)
山ねこおことわり (おはなし名作絵本 28) / 感想・レビュー
yomineko
松井さんのタクシーに若い男性が乗車したと思ったら、途中で怪しげな雰囲気に。バックミラーで確認すると、山猫に変わっている!山猫はお医者さんで母親が病気という電報をもらったため、人間に化けてタクシーに乗ったらしい。最後が良かった。山猫、、、おことわり?ふふふ(#^.^#)
2023/07/20
へくとぱすかる
「車のいろは空のいろ」からの、ひとつの話だけで作られた絵本。通常だとイラストはモノクロで数枚のところ、ここでは全部カラーで、ページを開くたびに、あの北田さんの独特の世界がどんどん見られる。タクシードライバーの松井さんが乗せたお客が、いつのまにか山ねこになり、驚いた松井さんは降りてくれと言うのだが……。話が進むにつれて、松井さんもいつかやさしい心に変わっていく。松井さんが思ったことが書かれているのではなく、何をして何を言ったかを書いて、それがわかるようにしてある。そのあたりの書き方が「うまいなぁ」と思う。
2024/10/02
鴨ミール
8分。松井さんの空色のタクシーのお客さんは、謎の多い人や動物が出てきて、私は好きだけど、それは昔は狐や狸は化けて人を騙すなんてことがありそうな時代だったから。いまのお子さんに読んでも、ピンとこないだろうか?
2022/10/29
糸車
国語の教科書でお馴染みの蝶々をみかんに変身させたタクシー運転手さん!わたしと娘たちは同じ教科書だったけれど時代のせいか挿絵は全然違った。(わたしはいわさきちひろさんだったわ。懐かしい)お話にシリーズがあったと知ったのは大人になってからだったなあ。今回は乗ったお客が山ねこ?だってさっきちゃんと人間だったのに?なんという妖力!運転手さんが松井さんという名前だったのは覚えていなかった。よくよく不思議な目に合う人なんですね。挿絵の山ねこの姿が結構シュールでついつい笑ってしまう。成人した娘とにやにやしながら読了。
2014/11/03
><
初版1977年。あまんきみこさんというお名前と、イラストを見て、ふと小学校の頃を思い出しました。国語の教科書で読んだような記憶が・・・でも、このお話ではなかったようです。タクシー運転手の松井さん。そらいろのタクシー。懐かしいです。独特の表現を見かけると、国語の授業で「これはどういう意味でしょう?」とみんなで考えたことを発表したような・・・。国語が苦手だった自分には、少し苦い思い出です。。。
2014/03/04
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