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ズッコケ山賊修業中 (こども文学館 50 ズッコケ三人組)

ズッコケ山賊修業中 (こども文学館 50 ズッコケ三人組)

ズッコケ山賊修業中 (こども文学館 50 ズッコケ三人組)

作家
那須正幹
出版社
ポプラ社
発売日
1984-12-01
ISBN
9784591016572
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ズッコケ山賊修業中 (こども文学館 50 ズッコケ三人組) / 感想・レビュー

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オーウェン

冒頭から車で迷子になった3人組と運転手の堀口さんが、山賊の住処へと連れてこられるシリーズ10作目。 山賊というよりは怪しい宗教みたいな展開も見せるが、独特な暮らしや生き方に3人組が戸惑ったり感心したりという世界観。 次第に堀口さんが感化されていくのは白眉ともいえるし、ラストの決断はシリーズでも意外といえる。 もう二度と会えなくなるのはズッコケではお馴染みだが、ここまで学校とは関係なく展開するのは異色ともいえる。

2021/01/31

へくとぱすかる

ズッコケ・シリーズは、意外に学校ものが少なく、これも冒険ものに入る作品。中国山地にひそんで暮らす一族に、ひょんなことからさらわれる話。もちろん、三人組はなんとか脱出しようと、あれこれ行動を開始する。しかし脱出したつもりが実は、という絶望的なストーリー展開がうまい。神話・伝説の世界と、現実の歴史とが入り交じった、もうひとつの幻の日本? という感じ。

2018/05/12

池野恋太郎

再読。昔読んだ時は土ぐも一族は不気味で悪いやつらだなと思ってたけど、今読むとそうでもなく、そんな生き方が羨ましくも思う。 この話の続編がage45で描かれ、土ぐも一族は悲しい事になるけど正直そんな展開にするのはやめてほしかった。堀口さんは幸せに…ネタバレしそうなのでやめておきます。

2020/02/21

U-Tchallenge

今回は山賊修行中を読んだ。この本を読んで、子どもの頃、単純に怖いという思いを持ったことをはっきり覚えている。山賊というのだけで怖い。そして、一番怖いのは、交番にいる警察官までが山賊の仲間であるということ。警察官なんて、こちらを助けてくれる代表者だ、と勝手に思っていたから、すごく驚いた。それにこの警察官家族も消えてしまうし…。でも、きっとこの谷に住む人たちなりに事情があるのだろうな、と今なら思いを馳せることができる。時間が経って読むからこそ感じられることがある。だから、再読することは楽しいのよね。

2020/05/11

ぽるる

ブクオ

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