車のいろは空のいろ 続 (ポプラ社文庫 A 193)
車のいろは空のいろ 続 (ポプラ社文庫 A 193) / 感想・レビュー
anne@灯れ松明の火
(購入本)「活版印刷三日月堂」シリーズを再読し始めて、関連本の「車のいろは空のいろ」を再読。一緒に購入していたこちらも。どうもこちらは、買って満足して、読んでいなかったようだ^^; 何十年、積んでいたんだろう?^^; 前巻同様、松井さんのタクシーには不思議なお客さんが乗ってくる。表紙の絵の話では、とうとう松井さんは空の上まで! そして、昔を懐かしむおばあちゃんへの温かいまなざし、戦争の傷跡への切ない思いが描かれるのも同じ。いろいろなことを考えさせてくれる、永遠のロングセラーのシリーズ。
2020/04/28
うめ
まだまだ戦争が記憶に新しい時代、年号が変わった今読むからこそ、胸に迫るものがあった。
2019/06/16
ジーフー
相変わらずおっとりしていて茶目っ気もある五郎さん。大分ファンタジーの世界にも慣れてきたようだが、それでもやはり色々な不思議な出来事に遭遇する。その不思議な世界の住人に何故か受け入れられ、仲間だと思われる五郎さん。 やはり教科書に載せるとしたら「白いぼうし」だろうなぁ。
2022/04/03
レオ
やっぱり読み終わるとどこか優しい気持ちになる(*´ー`*)この中で特に好きなのは「やさしいてんき雨」、「しらないどうし」。やさしいてんき雨はてんき雨という身近な自然現象をファンタジーな感じに作り替えてしまうところがあまんさんのすごいところだよなあ。しらないどうしは空襲でなくしてしまった奥さんと子どもとタクシーに乗る年老いた紳士との話で、戦争のことをストレート?に発していく他の作品と比べて、あまんさんならではの書き方でああ、そうか、と思わせてくれる作品だなあと思います。
2014/11/16
斑入り山吹
ブックオフで安かったので購入。戦争の記憶がまだまだ残っている、でも忘れ去られていくのが哀しい、そんな時代。こんな哀しい終わり方でいいのか!?と思ったら、もう1冊あるではないですか!ああ手に入れなくっちゃ!
2011/06/09
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