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さぎ師たちの空 (心にのこる文学 8)

さぎ師たちの空 (心にのこる文学 8)

さぎ師たちの空 (心にのこる文学 8)

作家
那須正幹
出版社
ポプラ社
発売日
1992-09-01
ISBN
9784591033487
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さぎ師たちの空 (心にのこる文学 8) / 感想・レビュー

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読み人知らず

この本はすごい。読んでてドキドキする。那須さんの本の中ではかなりの高学年向け。セックスなんて言葉も出て来るからね。そしてやはり詐欺師であるとか、安保とか。結構難しくて、でもそれがわかるのならかなり面白いはず。

2007/12/01

時雨

先日亡くなった児童文学作家によるノンシリーズの悪漢小説。広島から逃げてきた家出少年・太一は大阪の街で、警官に扮した男に荷物と所持金を巻き上げられそうになる。その男「アンポさん」に気に入られた太一は、彼の仲間と迎えられ数々の詐欺の片棒を担いでいく、という筋書き。詐欺自体は今読むとちゃちなものだし、共産主義の勉強会やヒロイン・ナナ子との未成年同士の性交を仄めかすくだりなど、対象年齢がよく分からない感触もある。昭和の猥雑な暮らしぶり、浪花節は嫌いになれないのだが。1986年11月連載開始、1992年9月書籍化。

2021/08/11

朱乃弥矢

1992年刊行。えげつない言葉がいくつかとえぐい描写がある。小学校高学年対象になっているが、上記の点を考慮すると、もう少し対象年齢が上であるように思う。それ以外は小学校高学年向けであるが。

2015/03/26

s_ashiba

ズッコケシリーズ以外では那須正幹作品は、これが一番傑作だと思う。日本の児童文学で詐欺師をたちを取り上げて、(勧善懲悪的とはいえ)相手をだまくらかして仕返しをする話というのは、あまりない。

2012/01/25

さえきかずひこ

なかなか読み応えがあった。子供を舐めない那須節が炸裂している。

2008/10/16

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