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ズッコケ恐怖体験 (ポプラ社文庫 A 233)

ズッコケ恐怖体験 (ポプラ社文庫 A 233)

ズッコケ恐怖体験 (ポプラ社文庫 A 233)

作家
那須正幹
前川かずお
出版社
ポプラ社
発売日
1989-11-01
ISBN
9784591033654
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ズッコケ恐怖体験 (ポプラ社文庫 A 233) / 感想・レビュー

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ダイアナ

ハカセの祖父母の家に遊びに行った三人組。肝試しの際におかしな出来事に遭遇したハチベエ。幽霊を目撃し、その後から奇妙な行動を繰り返すように。しかしその幽霊は地元ではタブーの存在らしく、追い立てられるようにミドリ市に帰されてしまう。タイトルは恐怖体験だけれど、作者も言っているようにそんなに怖くない。

2018/03/17

KUU

再読。途中まで全く覚えが無かったが、肝試しシーン以降は記憶にあった。 ゾッとする話――悲しい話で、話自体は良く出来てるが……。幽霊なんて嘘さとか、今まで時間旅行や超能力少年や宇宙人見てきておいてどの口が言うんだ――てのは、読者の感覚

2023/01/26

カニパン

この作品以降は初読みになります。   三人の振る舞いには懐かしさを感じますが、 ストーリーは初めてなので不思議な感じです。     おっさんが読んでも、それほど恐怖は感じない 山賊修行の方がよっぽど怖いと思う。      こどもの時に読んでいたら違う感想になっていたのかな。

2019/07/09

ナタニエル・ブシッチオ

ズッコケシリーズは読む度に、想像の上をいく展開になる。それは児童文学だという枠組みと意識して読んでいるからなのだろう。大人になって読み返すとこういう行動や結末は子供たちによくない影響になるのではないか?という無意識下の制限が働くのか?今回もハチベエが幽霊に取りつかれてしまう内容ではあるが、決して幽霊の恐ろしい存在という大方のイメージを覆し、過去の大人たちの間違った判断によって引き起こされる問題を解決していく3人と大人たち。大人だって間違うし、必ずしも子供の手本になる大人ばっかりではないという教訓。

2018/08/03

アヒツマ

おタカさんの霊とハチベエが最初に接近遭遇する場面の迫力と描写は圧巻。夏休みに田舎にやってくるという設定も良いし、怪しげな老婆に不吉な宣告をされた後に肝試しから幽霊騒ぎに巻き込まれていく流れもホラーとしてきちんと(笑)している。その後の周りのハチベエへの対応なども妙にリアルで、最後のシーンに繋がるまでの地味なところだが、霊障にあったハチベエの描写は夏休みの日常とのアンバランスさもあって怪談じみてて良い。

2017/06/30

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