わたしの赤毛のアン: モンゴメリの生涯 (心にのこる文学 16)
わたしの赤毛のアン: モンゴメリの生涯 (心にのこる文学 16) / 感想・レビュー
井戸端アンジェリか
今までに読んだモンゴメリ伝は、負の部分が強調されてイメージ総崩れが多かった。そんな中にあってこちらは一番優しい仕上がりだと思う。著者の赤毛のアンLOVEがヒシヒシと伝わってくると言うか、マイナスな事も愛でまろやかに包んでありました。突っつき攻めるばかりじゃダメダメ。 いつも感じる、どうしてもモンゴメリとアンがシンクロしてしまう思いがまたムクムクと湧き上がってきて、シリーズを最初から読み直したくなるのでした。
2017/08/29
しろのあ
ブックオフで発掘。折原みと訳とか懐かしい!訳者あとがきにもありますが、作者の実生活での苦労がショックですこし悲しかったとか。けして悪い意味ではないのですが読んでいて私もエネルギーをつかいました。女性が作家として自立して生きて行くには難しい時代にベストセラー作家となって、公も家庭も戦いの連続!出版社との裁判ざた、うつ病の夫のせわ。逃げ出さないで困難に立ち向かった一本芯の通った女性だと思います。少女時代の写真はほんとうに美少女です!
2014/09/10
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