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緑の森の神話 (心にのこる文学 25)

緑の森の神話 (心にのこる文学 25)

緑の森の神話 (心にのこる文学 25)

作家
折原みと
出版社
ポプラ社
発売日
1996-08-01
ISBN
9784591051399
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緑の森の神話 (心にのこる文学 25) / 感想・レビュー

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凪織

小学生の頃に買ってもらった大切な本の一冊。短いけれど、主人公である少年樹の成長、自然と人間の共存について書かれている。軟らかい雰囲気の挿絵が素敵。大切なことが描かれているけれど、それを押しつけず、樹やサラを通して読者に考えさせるような優しい物語。切ないけれど、樹は“緑の王国”で得た友情を忘れずに生きていくだろうし、この神話を読んだ読者も心のどこかに抱いて生きるのだ。私の中ではすっかり埋もれてしまっていたが、今回この本を本棚から掘り出した時、ともに見つけることができた。

2016/01/13

伶夜

「人間は土の上で暮らすものだ」(本文より) 娘が大きくなったら薦めたい。 ちょっと泣きそうになった。 人と自然の共存。 小学生向けの本でした。

2017/07/24

呉藍

小学校の時に出会って夢中で何度も読み返した本。ラストにすごく驚いて茫然としたんだっけ。いま読み返せば、やっぱり“児童文学”という感じなんだけど、思い出の本ってきっとこれだなぁと思う。

2010/03/16

shizuca

実家で見つけて再読。小学生の頃にであって好きになって買い求めた作品。とてもシンプルな話なのだけど、香るような清潔で凛とした空気をまとった本です。人が愛でる自然は、人の都合によって破壊されると先日目にしましたが、共存するため、むしろ自然によって生かされている事実をなぜ忘れてしまうんでしょうね。

2015/04/10

まりこ

たしか中学生の頃、この本を手に取ったと思う。よくあるファンタジーかもしれないが、私の中でこの一冊は少し違う。自然が「生きている」事や、人と同じように「死ぬ」事を伝えるのにこれほど適した本はないだろう。私もこの本を読んで環境保全についてやたら熱心になったのを覚えている。だがどうしてか、高校生になってこの本を見つけ再読すると、どうして以前あれほど感動したのかわからなかった。どの本にも、その本を読むべきベストタイミングがあるのだと思った。私はそれを出来るだけ逃したくない。

2014/05/08

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